祖母の家が火事で全焼して、ちょうど一年。
同居したり、別居したり、熱中症で倒れたり、新築したり、引越ししたり、いろいろと忙しい一年でした。
4月からうちの家族も減り、わたしは一人っ子になって、無邪気&ピエロ担当を一手に担うことになったり。わたしが安藤裕子を聞かなくなったのも、この火事が原因。ライブに行った夜だったからね。


火事は怖い。火はもちろんだけど、消火のための水の威力がすごい。何もかも使えなくする。たんすにしまっておいたお金も、去年新しくしたばかりのエアコンも、祖父のお仏壇も、父の青春時代のギターも。それと煙のにおいのついた服は、何度クリーニングに出してもにおいが消えない。火事って、燃えてる間だけじゃなくて消えた後の方が大変なんだってわかった。
この秋の台風や、いつか来る大地震の前に建て直せてよかったよね、となぐさめあうしかしょうがない。
今は、日当たりのいい快適な新居でのんびり暮らせてます。こういう日が来てよかった。